堀柊那(報徳学園)の小中学校時代の経歴/成績

引用元：Yahooニュース

堀柊那(ほりしゅうな)選手は報徳学園高校(兵庫)の正捕手。

春のセンバツ甲子園への出場が決まっているほか、2023年ドラフト指名が有力視されている高校生のひとりです。

今回は、堀柊那選手の

・名前の読み方含むプロフィール
・選手としての特徴
・小中学校時代の経歴/成績
・ドラフト指名は確実か

について調査しました。

堀柊那(報徳学園)のプロフィール
堀柊那(報徳学園)の選手としての特長
堀柊那(報徳学園)の小中学校時代の経歴/成績
堀柊那(報徳学園)のドラフト指名は確実か
まとめ

堀柊那(報徳学園)のプロフィール

名前	堀柊那(ほりしゅうな)
誕生日	2005年7月16日
年齢	17歳(2023年2月現在)
出身地	兵庫県神戸市
身長	179cm
体重	77kg
小学校所属チーム	神戸市立若宮小学校西須磨シーホークス ⇒東須磨少年野球部
中学校所属チーム	神戸市立鷹取中学校兵庫夙川ボーイズ
高校	報徳学園高校(兵庫)
ポジション	捕手
投/打	右投/右打

堀柊那(報徳学園)の選手としての特長

堀柊那選手の特長はその高い身体能力。

『肩(守)』『走』『打撃(攻)』の三拍子揃っている点です。

肩力

捕手である堀柊那選手にとって一番の魅力は「強肩」。

遠投は100mと突出した数値でないものの、二塁への送球到達タイム(ポップタイム)の自己最速が1.78秒とすでにプロレベルを記録。

堀選手が高校の公式戦で単独スチールを許したのは、2022年秋の近畿大会準々決勝・履正社高校(大阪)戦の一度だけというから驚きです。

1.7秒台は球界最速捕手が良く出す。1.8秒台は速い捕手が良く出す。1.9秒台がプロ野球の平均。2.0秒台はやや遅い。
引用元：データで語るドラフト育成論

ちなみに、日本のプロ野球(NPB)の2019年平均タイムが1.96秒。

堀柊那選手が憧れ、目標とする甲斐拓也選手(ソフトバンク)の平均タイムは1.88秒でした。

走力

堀柊那選手の50ｍタイムは6.1秒とかなり速いです。

塁間走塁でも2022年秋の近畿大会では、一塁到達タイム3.9秒(セーフティバント)と4.33秒(遊失)を記録。

プロでも4秒台前半なら俊足の部類に入るので、堀選手は走塁でも期待できる選手ということになります。

打撃力

センター方向を中心に広角に打ち分ける打撃技術を持っています。

2022年秋の近畿大会の打率は、なんと5割8分8厘(17打数10安打)。

パワー一辺倒でもなく、場面に応じたバッティングができることから、頭もいい選手だとわかります。

また高校での通算本塁打は2023年2月現在で11本。

堀柊那(報徳学園)の小中学校時代の経歴/成績

堀柊那選手の野球経歴や成績を紹介します。

小学校時代

堀柊那選手の出身校は、神戸市立若宮小学校。

3年生から西須磨シーホークスで軟式野球を始めました。

5、6年時は東須磨少年野球部でプレー。

この頃は捕手だけでなく、内野も守っていたようです。

中学校時代

堀柊那選手の出身中学は神戸市立鷹取中学校です。

ただ、野球は中学ではなく硬式の兵庫夙川ボーイズに入団しています。

2年生のときに日本少年野球春季大会全国大会で準優勝。

堀選手は内野手として出場し、準決勝では二塁打を3本打ち猛打賞の活躍でした。

一方で堀柊那選手は、兵庫夙川ボーイズのGM/総合アドバイザー・水口栄二氏(現・阪神タイガース打撃コーチ)が主催する野球教室「野球心ベースボールクオーレ」でも指導を受け、バッティング力を劇的に向上していました。

堀柊那選手の中学時代のビフォアアフター動画を紹介します(0:17～0:45が堀選手)

素晴らしい練習環境で努力を重ね、技術と頭脳を磨いていったことが高校での打撃につながっているとわかりますね(^^♪

高校時代

中学卒業後、堀柊那選手は報徳学園高校へ入学。

創立が明治時代(1911年)という歴史のある私立学校で、運動部が強いことで有名。

甲子園は春2回・夏1回の優勝実績があります。

強豪私学の野球部に入部した堀柊那選手でしたが、1年夏からベンチ入りすると、秋の大会から捕手のレギュラーに定着します。

高校2年生(2022年)は春季兵庫県大会で優勝するも、夏の大会は兵庫県ベスト16止まりで甲子園出場ならず。

堀選手は新チームで主将になり、秋季兵庫県大会でみごと優勝。

続く近畿大会でも決勝まで進み、大阪桐蔭高校相手に0-1と惜敗ながら、春のセンバツを確実にする準優勝という結果を残します。

堀柊那選手は決勝戦こそ無安打でしたが、近畿大会4試合で

【打率】.588(17打数10安打)　【打点】3　【盗塁】3
【出塁率】.611　【長打率】.765　【OPS】1.376

と素晴らしい成績を残しました。

堀柊那(報徳学園)のドラフト指名は確実か

堀柊那選手が2023年のドラフトで指名される可能性は非常に高いといえます。

一番の理由はやはり二塁送球タイムの速さ。

この数値がプロの評価と強く結びついていることがわかるデータを紹介します。

＜2018年度二塁送球最速タイムベスト3(高校生)とドラフト指名＞
　①山瀬慎之助(星稜)【1.81秒】⇒ 2019年ドラフト5位(巨人)
　②藤田健斗(中京学院大中京)【1.83秒】⇒ 2019年ドラフト5位(阪神)
　③東妻純平(智弁和歌山)【1.84秒】⇒ 2019年ドラフト4位(DeNA)

年ごとの球団事情もあるでしょうが、この3人は全員ドラフト指名を受けています。

堀柊那選手の最速タイムは1位山瀬選手より速い1.78秒。

また、これまで1.7秒台を記録した高校生捕手は↓の2人のみで、

・松尾汐恩選手(大阪桐蔭高校～DeNA)
・炭谷銀仁朗選手(平安高校～楽天)

2人ともドラフト1位指名を受けてプロ入りしました。

加えて堀選手には足もあります。

スカウトがドラフト候補を視察する際の俊足打者(右打者)の基準がだいたい4.1～4.3秒台くらいなので、バントで3.9秒・スイング時でも4.33秒を記録した堀柊那選手は走力でも高い評価を受けそうですね。

最後に現時点で出ているスカウトの評価を紹介します。