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【男子】全国高校駅伝2023|コースの特徴や全7区間を簡単に解説

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駅伝風景の写真

高校生ランナーの集大成『全国高等学校駅伝競走大会』が2023年12月24日に開催されます。

男子は今年で74回目を迎える恒例の都大路。

コースの特徴全7区間について簡単に解説します。

男子の出場校とエントリー選手はこちら↓

女子はこちら↓

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第74回全国高等学校駅伝競走大会

第74回全国高等学校駅伝競走大会の開催日は、2023年(令和5年)12月24日(日)

出場できるのは各都道府県の代表1校ずつ。

全部で47校が全国の頂点を目指して都大路を駆け抜けます。

スタートとゴールは『たけびしスタジアム京都(右京区)』

男子は42.195kmを7区間に分けて競います。

前回(2022年)大会の優勝校は、倉敷高校(岡山県)

4年ぶり3回目の優勝で、タイムは2時間01分10

大会新記録を更新しての優勝でした。

次は、全国高校駅伝の1区から順番に開設します。

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1区(10.0km)のコース&特徴

1区はスタートのたけびしスタジアム京都~烏丸鞍馬口までの10kmの区間です。

高校駅伝の最も注目を集める区間『花の一区』です。

最大の特徴は、7区間でもっとも距離が長いこと(総距離の約4分の1)。

またラスト3kmを除いて、ほぼ上りになります。

各校のエース(日本人に限る)が投入される区間で、その後大学駅伝やマラソンランナーとして活躍する選手が多いことで有名です。

かつては外国人留学生の起用によって、日本人選手と大差がつくことが多くなってしまい、2008年から1区だけは外国人留学生が走れなくなっています

ちなみにスタート地点(右京区)と西大路通りを5kmほど北上した北区では気温が2~3℃違うので、ランナーの調子に影響を与える可能性も。

●区間最高記録:27分48秒
         ジュリアス ギタヒ【仙台育英 (宮城)】 46回 (1995年)
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2区(3.0km)のコース&特徴

2区は烏丸鞍馬口~丸太町河原町までの3kmの区間。

烏丸通りを南下する間ずっと下り坂が続きスピードが出やすいことが特徴です。

距離が短いため、中距離専門ランナー経験の浅い選手が起用される傾向にあります。

2021年大会ではこの2区で10人抜きの記録も生まれました。

●区間最高記録:7分55秒
         佐藤 清治 【佐久長聖 (長野)】 49回 (1998年)
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3区(8.1075km)のコース&特徴

3区は丸太町河原町~国際会館前までの8.1075kmの区間。

1区に次いで距離が長く、かなり重要な区間になります。

ここに外国人留学生の選手を起用してくる学校が多いのが特徴。

東大路通り&白川通りの北上による上りがメインです。

見どころは残り2kmほど、線路をまたぐ架道橋で急激な上り→下りになるため、ここで失速してしまう選手も見られます。

●区間最高記録:22分39秒
         コスマス ムワンギ 【世羅 (広島)】 71回 (2020年
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4区(8.0875km)のコース&特徴

4区は国際会館前~丸太町寺町までの8.0875kmの区間。

3区を逆走する形で、距離はほぼ同じながら、下りがメインになります。

準エース級を持ってくる学校が多い区間です。

●区間最高記録:22分32秒
         ビタン カロキ 【世羅 (広島)】 59回 (2008年) 
         ジョン ムワニキ【世羅 (広島)】 69回 (2018年)
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5区(3.0km)のコース&特徴

5区は丸太町寺町~烏丸紫明までの3kmの区間。

ここもほぼ2区を逆走する形になり、上りメインのコースになっています。

1年生が起用されることが比較的多い区間です。

●区間最高記録:8分22秒
         浅井 利雄 【小出 (新潟)】 23回 (1972年)
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6区(5.0km)のコース&特徴

6区は烏丸紫明~西大路下立売までの5kmの区間です。

1区の後半部分を逆走といった感じで、上り半分・下り半分といったところ。

曲がり角やカーブも多めなので、走るルートにも注意を払う必要があります。

●区間最高記録:14分6秒
         ムチリ ディラング 【仙台育英(宮城)】 70回(2019年)
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7区(5.0km)のコース&特徴

7区は西大路下立売~たけびしスタジアムまでの5kmの最終区間。

1区の前半部分の逆走となり、下りがメインになります。

実力的な点はともかく、6人につながれたタスキをゴールまで持っていく責任を担えるランナーがふさわしい区間です。

競技場のトラックまで勝負がもつれたときの気力勝負が見ものです。

●区間最高記録:13分58秒
         森口 祐介 【西脇工 (兵庫)】 49回 (1998年)
         山田 修人【倉敷 (岡山)】71回(2020年)